ASIS業務フローの可視化とは?基幹システム刷新の第一歩
基幹システムを刷新する際、最初にやるべきことは「ASIS業務フローの可視化」です。
ASISとは、今まさに自社で行っている業務の流れ(業務プロセス)をありのままに可視化したものです。
刷新後の「あるべき業務(TOBE)」を描くには、まず「今どうなっているか(ASIS)」の整理が必要です。
なぜASIS業務フローを可視化する必要があるのか?
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ベンダー任せにすると「現状の焼き直し」になる可能性が高いため
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担当者によるやり方の違いや、ブラックボックス化した業務を洗い出すため
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要件の抜け漏れや業務不整合によるプロジェクトの手戻りを防ぐため
「今の業務」を見える化し、全員が共通認識を持てることが刷新の第一歩です。
ASIS業務フローはどう作るのか?
以下の4ステップで進めるのが基本です。
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業務一覧を作る
現場へのヒアリングを通じて、全業務の棚卸しをします。 -
業務を階層(レイヤー)で整理
大枠の流れ → 詳細フローへと分けて構造化します。 -
ファンクション(機能)ごとにタスクを洗い出す
見積作成、受注登録など、個々の処理単位で分解します。 -
スイムレーン図を使って図解
誰が・何を・いつ行うのかを一目でわかる形にまとめます。
ポイント
「業務を階層(レイヤー)で整理」では業務フロー図をすぐに作成せず、業務を箇条書きで列挙するようにしましょう。
業務を時系列順に箇条書きで洗い出すことで、図解かする前にタスク整理が可能になります。
FAQ:よくある質問
Q. ASIS業務フローは誰が作るべきですか?
A. 情シス部門と業務部門の共同作業が理想です。外部ファシリテーターの活用も効果的です。
Q. 今の業務が複雑すぎて可視化できる気がしません…
A. 重要業務に絞って段階的に進めましょう。まずは一覧表だけでも効果があります。
まとめ
ASIS業務フローを可視化することで、業務改善の出発点が明確になり、システム刷新プロジェクト全体が成功に近づきます。
「いま何をしているか」を全社で共有してからTOBE業務フローを検討しましょう。